こんなときどうする?【ひきつけ編】
こどものひきつけ(けいれん)のときの対処法についてお話します。
こどもは、急に熱がぐんぐん上がってくるときなどに、ひきつけを起こすことがあります。
3歳までの10人に1人の割合で起こすと言われています。
そんなとき、あなたならどうしますか?とにかく救急で受診しますか?
それとも明朝まで様子を見ますか?
1.生後6ヶ月未満
2.生まれて初めて
3.体温が38℃未満
4.最近頭を強く打った
5.1日に何回も繰り返す
6.ひきつけが10分以上続く
7.ひきつけが止まったけど、意識が戻らない、あるいは唇が紫色が続く
8.ひきつけに左右差がある
上記であれば、救急でも受診したほうがよいでしょう。それ以外は、まずは様子を見ていいと思われます。
1.あわてない
2.何もしない。口の中に指や箸を入れたりしないで!
3.こどもを楽な姿勢に。横向けに寝かせ、衣服を緩め、ピンなど危ないものは外しましょう。
4.吐いたものが、のどにつまらないように注意しましょう。
5.ひきつけの様子を後で医師に正確に伝えられるように、こどもをじっと見る。
また、何分続いたか分かるよう時計も見ておきましょう。
ひきつけが起こったときは、どうしてもあわててしまいがちですが、どうかまずは上記の対処をしてみてください。